詳細はメーカーページ・ディーラーにて確認を。
目次
ドアミラーの修理
（内容）
ドアミラーにおいて、日射の温度上昇により内部の樹脂部品（リトラクタ）が一時的に膨張して動きがしぶくなり、電動で格納や復帰ができなくなることがあります。
【従来】新車を登録した日から3年または6万Km以内
【延長後】新車を登録した日から7年以内
（修理内容）
上記のような現象のご用命について、トヨタ販売店で点検の結果、該当する場合は、ドアミラー内部の樹脂部品（リトラクタ）、または一部仕様ではドアミラー全体を無料で交換させていただきます。
| 型 式 | 対象車の含まれる 車台番号 |
製作期間 |
| DBA-NRE160 | NRE160-7000000
～NRE160-7015293 |
平成24年 4月
～平成28年 9月 |
| DBA-NRE161 | NRE161-0001003
～NRE161-0024689 |
平成27年 2月
～平成28年 9月 |
| DBA-NZE161 | NZE161-7000000
～NZE161-7123674 |
平成24年 4月
～平成28年 9月 |
| DBA-NZE164 | NZE164-7000000
～NZE164-7045526 |
平成24年 4月
～平成28年 9月 |
| DAA-NKE165 | NKE165-7000002
～NKE165-7140211 |
平成25年 7月
～平成28年 9月 |
1NR-FEエンジンの修理
（内容）
冷間時の低負荷運転を繰り返すと、燃焼室のピストン上面とシリンダヘッド壁面にカーボンが堆積し、堆積したカーボン同士が冷間時に接触して異音が発生することがあります。
【従来】新車を登録した日から5年または10万Km以内
【延長後】新車を登録した日から9年以内
| 型 式 | 対象車の含まれる 車台番号 |
製作期間 |
| DBA-NRE160 | NRE160-7000000
～NRE160-7006503 |
平成24年 2月
～平成25年 5月 |
（修理内容）
上記のような現象のご用命について、トヨタ販売店で点検の結果、該当する場合は、車種やエンジンの製作期間により作業内容は異なりますが、ピストン、ピストンリング、オイルノズルを改良品と交換（無料）させていただきます。また、ピストン改良に伴うエンジンコントロールコンピュータのプログラム補正（無料）を実施させていただきます。
トランクオープナスイッチカバーの保証期間延長
（内容）
電磁式トランクオープナスイッチのゴム製カバーから熱劣化によりゴム成分がしみ出すことがあるため、トランク開操作時に当該カバーに触れると手が汚れることがあります。
そのため、当該現象については下記の通り保証期間を延長致します。
【従来】新車を登録した日から3年または6万Km以内
【延長後】新車を登録した日から9年以内
（修理内容）
上記のような現象のご用命について、トヨタ販売店で点検の結果、当保証期間延長に該当する場合は、スイッチカバーを含むトランクオープナスイッチを補給品と交換（無料）させていただきます。
| 型 式 | 対象車の含まれる 車台番号 |
製作期間 |
| DBA-NZE141 | NZE141-6000000
～NZE141-6131663 |
平成18年 9月
～平成21年 8月 |
| DBA-NZE144 | NZE144-6000000
～NZE144-6017342 |
平成18年 9月
～平成21年 8月 |
| DBA-ZRE142 | ZRE142-6000000
～ZRE142-6015087 |
平成18年 9月
～平成21年 8月 |
| DBA-ZRE144 | ZRE144-6000000
～ZRE144-6001837 |
平成18年 9月
～平成21年 8月 |
ブレーキブースタの保証期間延長
（内容）
ブレーキブースタ（倍力装置）内のゴム製ダイアフラムにカーボン密度が不均一のものがあり、エンジンルーム内が高温時に急制動のような高い踏力でのブレーキ操作を繰り返すと、ダイアフラムの屈曲部に亀裂が発生してブレーキペダル踏み込み始めのフィーリングが悪くなることがあります。
そのため、当該現象については下記の通り保証期間を延長致します。
【従来】新車を登録した日から5年または10万Km以内
【延長後】新車を登録した日から9年以内
（修理内容）
上記のような現象のご用命について、トヨタ販売店で点検の結果、当保証延長に該当する場合は、ブレーキブースタを改善品と交換（無償）させていただきます。
| 型 式 | 対象車の含まれる 車台番号 |
製作期間 |
| DBA-NZE141 | NZE141-6000000
～NZE141-6081169 |
平成18年 8月
～平成20年 3月 |
| DBA-ZRE142 | ZRE142-6000000
～ZRE142-6011108 |
|
| DBA-NZE144 | NZE144-6000000
～NZE144-6009459 |
|
| DBA-ZRE144 | ZRE144-6000000
～ZRE144-6001303 |
コメント
アクシオのトランクオープナスイッチカバーのゴムがダメになっていることに、最近気づきました。この車が保証期間延長の対象であることも、インターネットで知りました。ただし、保証期間は新車を登録した日から9年以内だそうで、もう2年と1か月過ぎています。私はこのことに納得できません。車庫に置いたためか9年以内には不具合がなく、11年後に不具合が出たのです。ずっとデーラーで点検しているので、ゴムが劣化しやすいことがわかっていたのなら、車検か定期点検の時に対応して交換して欲しかったと思います。先日の11年目の車検の時には明らかにゴムの劣化があったのに何もしてくれませんでした。
特定のゴムが劣化しやすいことが明らかなのに、不具合を申し出なければ何もしてくれないこと、また交換期限を9年と区切ってしまうことに私は納得ができません。
ゴムのカバーがネバネバになって破けてくるやつですよね。
車検時や１２か月点検の際には、スペアタイヤの空気圧を点検するので、その時に症状が出ていたならネバネバには気づく可能性はあるかもしれません。
車庫で大切に保管して乗られていた方が、不具合の発生が少ないのも確かに矛盾していますよね。
私はディーラー勤めではありませんが、そもそも保証期間延長の情報がリコール等に比べ十分に使用者に告知されていないことも問題だと思っています。
私も保証期間延長の情報に関しては、整備振興会からのお知らせで初めて目にすることも少なくありません。
今回の件に関しましては、個人的な経験上で申し上げさせていただくと、保証期限や距離が過ぎている状態ではディーラーやメーカーが対応してくれる可能性は残念ながらかなり低いと思われます。
トヨタではないですが、エンジンのオイル滲み修理や、オーバーヒート修理等で保証を期限切れにより認めてもらえず、高額な出費をお客様に負担していただいたことも度々ありました。
使用者や整備に携わる人がなるべく早く情報を見つけられるように、今後とも少しずつですが情報を集めて掲載できればと思います。